健康一口メモ2月号『妊婦歯科健診』を掲載いたしました

妊婦歯科健診
 【妊婦歯科健診の実態、重要性】‬
‭ 各市町村の努力で行われている妊婦歯科健診ですが、現状受診率がかなり低くなっています。‬妊娠中は、女性ホルモンの急激な増加による口腔環境の変化や、「つわり」による食べ物の好みの変化、‬歯磨きの困難などによって、むし歯や歯周病になりやすくなっています。‬‬‬‬
 しかし、妊婦さんは身体のほうが大変で、口腔内の健康まで目を向けることは難しく、初期症‬状に気づきにくいことも多いです。‬妊娠中の歯周病は、早産や低体重出産のリスクを高めることがわかっているため、妊‬婦健診を受け早期発見することが必要です。‬受診する時期については、「つわり」がおさまる妊娠4〜5ヶ月頃の比較的体調の安定した妊娠‬中期に必要な歯科治療を行うことをおすすめします。‬
 【歯科医院でお伝えできる大切な事】‬
‭ 歯科医院ではママの口腔ケアだけではなく、生まれてくる赤ちゃんのためになる情報も多くお伝えすることができます。‬例えば、どうやったらむし歯のない子に育てられるのか?‬他には、最近問題となっている口腔機能発達不全症という病態についてです。‬
 食べ物を上手にかんだり飲み込む事ができない。お話しする時にうまく発音できない、お口が常に開いているなどの症状があります。‬‬‬
‭ ママの口腔ケアをしながら、生まれてくる赤ちゃんのための正しい知識を身に付ける‬ためにも妊婦健診の受診をおすすめします。お口のことでお悩み事、不明点がありましたら‬なんでもご相談ください。‬‬‬
(北足立歯科医師会)